| 2006年2月12日(日)、晴天の下、第26回札幌国際スキーマラソンが行われました。札幌ドームをスタート、ゴールとして、距離は50km、25km、10km、5km、3kmとあり、上級者から初心者までレベルに合わせて参加できます。この大会は、FIS(国際スキー連盟)公認のクロスカントリースキー大会であり、世界14カ国の大会で作る「ワールドロペット」の一つでもあります。毎年2,000人以上の参加者が集まり、海外からの参加者も多い大会です。。今回は約2,400人が完走しました。
大会に参加した市民、見に行った市民、訪れた人が感想を寄せてくれました。
大会に参加して海外の仲間と滑りました
マイナス8度という寒い条件の下で札幌ドーム、白旗山周辺にて 50キロレースに参加して、無事ゴールしました。
59名の海外からの参加者がありました。私が通訳などのお手伝いしたのは14名で、うち二人のホームステーを受け入れました。翌日には次の海外の大会に向け皆日本を離れました。今回はイタリア、スウェーデンなど英語圏以外の方が中心でしたが、実際に、言葉などのアドバイスがないと、日本に滞在するのはかなり困難だと思います。
私がお手伝いした方々は皆大変喜んでくれました。(40代男性 ワールドロペットマスター)
小さな子どもから年配の人まで、ゴール地点、どの人も笑顔だった
大会を見に行った。風は冷たいが青空と太陽が白い雪面を照らし眩しかった。ゴール地点に行くと、「シュッ、シュッ」とストックを雪面をかく音を伴って、次々とゴールしてくる。ゴールしたとたん崩れ落ちるように倒れ、肩で息をするアスリート。仲間や親子と手をつないでガッツポーズでゴールする人。小さな子どもから年配の人までどの人も笑顔だった。見ているこっちまでうれしくなった。外国からも多くの人が参加していて、国際大会であることを感じる。1年後は札幌でノルディック世界選手権が開催される。ふと札幌が外国人にとって不安を覚えない街かどうかが気になった。僕も世界ノルディックのボランティアの一員である。多くの外国人が札幌はいい街だったと言ってもらえるようにしたい。そして精一杯もてなしたいと思った。テレビをつければトリノオリンピック。画面に映るこの人たちが来年札幌にやってくる。(30代男性)
もっと海外からの参加者があってもいい
Sapporo had, as usual, a huge amount of snow with 90 cm on the
ground. The temperature the night before the race was about
-15C. During the race it was sunny ,about -8C temperature and
windy. The snow was unusually slow. There were about 50 international
skiers, a number that should be much higher considering the
quality of the race. Several of these skiers are systematically
doing one or several new races each year in order to become
Global Worldloppet Skiers, if that award becomes available.
For many skiers the race turned into a real struggle due to
the combination of a challenging course and slow snow conditions.
While the winners time seemed quite normal many citizen skiers
needed much longer than normally. There seemed to be an atypical
hesitation by many skiers to leave the feed station at the bottom
of the hill at the 42km mark. (Bengt Karlsson, USA, IAWLS member)
(編集部抄訳):例年どおり札幌には十分な雪があった。レース前日の夜、気温はマイナス15度。レース時、気温はマイナス8度で風が強い。寒さのため、スキーの滑りが悪い。海外からの参加者は50名程度のようだが、この大会の質の良さを考えれば、もっと多くてしかるべきだ。海外参加者の中には、今構想中の「グローバル・ワールドロペット・スキーヤ」(※注)に認定されることを目指して、計画的に、これまで行ったことのない国のレースに参加している人もいる。
難しいコースに寒さが加わったこともあって、多くの参加者にとってレースは厳しいものとなったようだ。トップクラスのタイムはそれなりだが、一般の市民スキーヤーにとっては普段よりはかなり時間を要したはずだ。このレースの最後の難関、42キロ地点の長く苦しい登りを前に、多くのスキーヤーはためらいながらもゴールを目指して最後の給食所をあとにした。(ベンクト・カールソン、アメリカ、IAWLSメンバー)
(※編集部注) ワールドロペットマスターの称号は、ワールドロペット大会に参加している14カ国のレースのうち、10カ国のレースを完走すれば与えられます。しかし、距離的に遠い日本などは海外の参加者が敬遠しがちになります。そのため、ワールドロペットマスターたちで組織する国際NPO団体、IAWLSは、14カ国のレースすべてを完走した人に、新たに「グローバル・ワールドロペット・スキーヤー」という称号を与えることを提案しています。
(2006年2月16日・記)
■関連サイト
札幌国際スキーマラソン
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第26回札幌国際スキーマラソン、スタート。後ろに札幌ドームが見える。

最初の坂を上る。

ゴール!
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